Windows10のPCにUbuntu14.04 LTSを入れる(デュアルブート)
機械学習するにはNVIDIAのGPUが必要だと実感したので、 衝動買いに近い感覚でミニタワーのPCを購入してしまった。
ということで、Windows10のPCにUbuntu 14.04 LTSをインストールしてデュアルブートできるようにしたときのメモを残しておく。
購入PC
ドスパラのMagnate MXというモデル。
CPU : Core i5-6400
Memory : 16GB
GPU : GPU NVIDIA GeForce GPX750 Ti 2GB
事前準備
回復ドライブの作成
参考サイト:
Windows 10にしても“回復ドライブ”さえあれば以前のOSに戻せます - 週刊アスキー
- コントロールパネル→システムとセキュリティ→ファイル履歴 を開く。
- 左下の関連項目に「回復」のリンクがあるのでクリック。
- 「高度な回復ツール」の画面が開くので、一番上の「回復ドライブの作成」をクリック。
- その後、ガイダンスに従い操作。
USB Diskが必要で8GB以上の容量が必要とのこと。PCによっては16GB以上とかもあるらしい。
使ってないSDカードがあったのでこれに入れた。
Ubuntu用の領域確保(ドライブ領域の縮小)
- 管理ツール→コンピュータの管理 を開く。
- 左のメニューの 記憶域→ディスク管理をクリック。
- Cドライブのところを右クリックすると、「ボリュームの縮小」があるのでこれをクリック。
- 縮小できるサイズを入力できる画面が表示されて、最大の値が初期表示されている。これでよければ縮小ボタンをクリック。
250GBのSSDで行ったが、Windows10でアップデートなどいくつか作業したせいか、確保できた領域は100GBちょっとだけだった。 見たところそんなに使ってなかったのに。
Ubuntuのインストールメディア作成
適当なUSBメモリがなかったので、
Ubuntu 14.04 LTS 日本語 Remix リリース | Ubuntu Japanese Team
から、isoファイルをダウンロードしてDVDに焼く。
Ubuntu 14.04 LTSのインストール
参考サイト:Ubuntu14.04 + Windows10 のデュアルブート環境を構築する - 俺とプログラミング
上記サイトを参考に実施。
- 高速スタートアップを無効にする。
- UbuntuのインストーラDVDをセットする。
- Windowsを落として、PCを起動する。
- BIOSメニューに入る。
DVDから起動するようにする。
Ubuntuのインストーラが動き、 起動メニューのところで、 「e」キーを押す。(起動オプションを変える)
そのまま起動してしまうと、画面が真っ黒でなにもできない。起動オプションが表示されるので、 「quiet splash」→「nomodeset」に変更する。
参考サイト:Ubuntu日本語フォーラム / ubuntuインストール時の黒画面についてインストーラを起動。
- インストールの種類でそれ以外を選択する。
パーティション作成。基本パーティションでよさそうなのでこれで。 スワップはメモリの1から2倍を指定するらしいので、1.5倍で確保。
再起動後も、「e」キーで起動オプションを「quiet splash」→「nomodeset」に変更して起動。
sudo apt-get update
以下のファイルを作成して、Nouveauを無効化。
sudo vi /etc/modprobe.d/blacklist-nouveau.conf
blacklist nouveau
options nouveau modeset=0
参考サイト:CUDA6.5/Ubuntu14.04 - labs.beatcraft.comsudo update-initramfs -u
念のため再起動して画面が表示されることを確認。NVIDIA driverのインストール
よくわからないが、apt-cacheで新しいものをインストール。
sudo apt-get install nvidia-352
念のため再起動して確かめた。これでいいようだ。
コメント
やっぱりビデオドライバ周りでまごついてしまった。 最新のUbuntuでやれば簡単にインストールできるかも。
それと、Ubuntu 14.04 LTS 日本語 Remixのインストーラで、その他インストールだとLVMの入れ方がわからなかった。 なので、素直にWindows10を別ドライブに移してから、まっさらのディスクにインストールしたほうがよさそう。